令和7年4月 原町みなみ幼稚園は認定こども園に移行します
令和7年4月、原町みなみ幼稚園は1歳児から通うことができる認定こども園に移行します。
原町みなみ幼稚園でも預かり保育の利用者は年々増加し、保育ニーズが高まっています。
また、年齢についても現在は2歳児から通うことができる形態ですが、出産から育休を経て、1歳児から職場復帰をするというご家庭も多く、1歳児から通いたいという保護者の皆様のお話もお伺いします。
さらに、保育ニーズだけではなく、保育園に通われていないご家庭につきましても、親子でのあそび場や保護者同士の交流の場など、子育て支援施設としてのニーズも拡大しています。
一方で保育ニーズの高まりにより、幼稚園の開所時間の増加による先生方の負担増や、保育士不足なども深刻化しています。
このような背景から原町みなみ幼稚園は認定こども園へと移行することを決め、現在移行に向けて準備を進めております。
現在の園舎を改築し、3号認定の保育室や給食室が誕生し、遊戯室が生まれ変わります。
また、地域の子育て支援の拠点として、子育て支援室を新たに整備し、地域の子育て世帯の皆様に幅広くご利用いただくことができる環境を整備する予定です。
上図は現在の予定新園舎です。
明るく陽射しの入る園舎でのびのびと過ごしてほしいと考えています。
また、当園の教育理念である「どんな時代が訪れたとしても、自分の人生を自らの手で切り開き、前へ進む力を育む」ことができるよう、規律や壁によって閉じ込めるのではなく、自由でのびやかな空間を創り、「遊びを通して考える力を育む」ことを目指しています。
原町みなみ幼稚園は認定こども園に移行することによって以下のように生まれ変わります。
幼稚園が認定こども園に移行することによって保護者の皆様にとって、一般的には以下のようなメリットが挙げられます。
- 教育と保育を行っていくため、今まで幼稚園に通いたくても通うことができなかった共働き世帯が幼稚園の教育を受けることができる
- 教育と保育を行うため、途中退園のリスクなどが減少する(就労の有無が関係ない)
- 全国的には1号、2号認定は保育料の無償化の対象、南相馬市は3号認定も保育料無償化の対象
- 施設基準(面積や給食施設など)や人員配置などが幼稚園基準だけではなく、保育園・こども園の基準をクリアする必要があるため、より安全・安心な環境を前提にした運営となる
就労の有無にかかわらず、園を利用することができることから、共働きでなくなっても園を退園する必要がなく、1号認定としてそのままご利用が可能です。また逆に途中から共働きになったご家庭でも2号認定や3号認定としてご利用いただくことが可能です。
認定こども園は各ご家庭のライフスタイルに合わせた形での利用が可能です。
しかし、少し複雑な制度です。
認定こども園の制度を理解するためには認定制度を理解することが重要です。
上図は原町みなみ幼稚園が運営する認定こども園の全体像(予定)です。
1号認定…教育時間認定と呼ばれ、主に現在の幼稚園に通われているご家庭のイメージです。
2号認定…満3歳児から5歳児の保育時間認定であり、保育の必要性があるご家庭です。現在の年少さんから年長さんで保育園に通われているご家庭のイメージです。
3号認定…0歳児から2歳児の保育時間認定であり、保育の必要性があるご家庭です。現在0歳児から2歳児で保育園に通われているご家庭のイメージです。
原町みなみ幼稚園では1歳児からの入園が可能になりますので、3号認定の1歳児からの入園申込をしていただくことができます。
基本的には1号認定は園に直接お申込みをしていただき、2号認定、3号認定は南相馬市にお申込みをしていただくという流れとなりますが、1号認定、2号認定、3号認定に関わらず、一度必ず園見学にお越しいただき、園の雰囲気や方針をぜひ感じ取っていただければと思います。
令和7年4月からの認定こども園スタートに向け、しっかりと準備してまいります。
入園に関するご質問や園見学についてなど、お気軽にお問い合わせください。
お問い合わせは以下のお申込みボタンをクリックしていただき、お問い合わせ画面からお問い合わせください。
【お知らせいただきたいこと】
●ご見学希望日(3日程ほど)
〔例〕9月1日(月)、9月2日(火)、9月8日(月)
ご希望日を踏まえ、園内で日程調整後にお知らせいただきましたメールアドレス宛にご連絡いたします。
なお、携帯アドレスを入力される場合、ドメインによる受信許可・拒否の設定をしている方は、 @haramachi-minami.ed.jp からのメールを受信できる状態に設定いただくようご協力をお願いいたします。