原町みなみ幼稚園 原町みなみ幼稚園

園の紹介

園の紹介

園の魅力

身体づくり
原町みなみ幼稚園では身体を動かす遊びを豊富に取り入れています。乳幼児にとっての多様な身体動作や運動遊びは、脳(神経系)の発達を後押しし、安全能力の向上、認知的、社会情動的(忍耐力、社会性、自尊心など)スキルを育む絶好の機会です。
園では優れた運動あそびのカリキュラムを参考しながら、毎朝「体育あそび」の時間を設けています。体育あそびでは先生主導ではなく、先生に見守られながらも、子どもたち同士で共感 → 模倣 → 観察 → 発見 → 判断 → 対応を繰り返し、熱中しながら遊びにかかわれるような環境・空間を大切にしています。そのため、体力や技能を向上させるために訓練的に行うものとは異なり、日常の遊びの中でお友達や先生と一緒に楽しみ、熱中しながら、心身のバランスのとれた育ちを促すことができる活動になっています。
また、朝のラジオ体操やマラソン、なわとびにも力を入れています。なわとびにはオリジナルの段階があり、クリアしていくと『リボン賞』という赤いリボンをなわとびに付けてもらうことができます。子どもたちは挑戦の気持ちと達成感を感じながらなわとびに触れています。
園庭環境や自然とのふれあい
原町みなみ幼稚園では自然とのふれあいを大切にしています。園庭は芝生にしています。子どもたちは園庭で思いっきりあそびます。その中で滑る、転ぶなどは日常的に起こります。芝生にすることによって子どもたちは安全にあそぶことができます。また、いろいろな昆虫もやってきます。園庭から季節の移り変わりを感じることができることも芝生ならではです。それだけではなく、夏の暑さをやわらげたり、土ぼこりが立ちにくいなど、良いところがたくさんあります。子どもたちは芝生の園庭で楽しく過ごしています。また、木のぬくもりを感じることができる大型の遊具があります。大型遊具は子どもたちの成長に合わせてチャレンジできるよう、工夫されています。そしてその大型遊具の近くには原町みなみ幼稚園の象徴でもあるけやきの木があります。訪れる多くの皆様が「立派な木ですね」と仰います。25年前に保護者会の方々が、二代目園長の就任祝いとして寄贈してくださったものです。子どもたちとともに大きく成長し、多くの子どもたちの成長を見守ってくれています。
原町みなみ幼稚園では、園庭での活動だけではなく、園外への散歩にも多く出かけ、自然とのふれあいを大切にしています。園外への散歩は自然とふれあうことができるだけではなく、道を歩く際の社会ルールやあいさつなど、いろいろなことを学ぶ良い機会だと考えています。
文字や数
年中組からお習字がスタートし、ひらがなの読み方や書き順などにふれることができます。就学前に文字にふれることができ、お友だちと一緒に学ぶことで、楽しく文字にふれ、興味を持つことができます。そして何よりもお習字は日本の文化です。正しい姿勢や筆の持ち方など、基本的な生活習慣を身に着けていくうえでもとても良い活動です。
また、子どもたちはなわとびを通して数を数えます。運動と一緒に数にふれることによって数についてもより身近に感じることができ、自然と数を覚えていくことができます。どちらも就学前に身に着ける力としてとても良いものではありますが、あくまでも子どもたちが日常の中で楽しく学び、自然と身に着けていくことができるように工夫しています。
複数担任
幼稚園は古くから30名から35名で1クラス1担任を基本に編成されていました。近年ではより子どもたちに手厚い保育が実現できるよう、25名から30名程度に1担任の編成をしている園が多くなってきています。原町みなみ幼稚園ではさらに1クラスに2名から4名の先生に入ってもらう複数担任制を導入しています。これによってよりきめ細やかな保育を実現できます。子どもたちの細かな変化や成長に気づき、それを教職員で共有しながら、適切なアプローチを取ることができます。教職員一人ひとりが園全体の子どもたちのことを把握しており、全員で子どもたちを見ているという感覚を大切にしています。
ICTの活用と連携
れんらくアプリを導入し、保護者の皆様はアプリを通して園からのお知らせを確認することができるようになっています。また、アプリからは預かり保育やお弁当給食の予約も行うことができるようになっています。他にも、毎月お支払いただく諸経費もキャッシュレス化するなど、時代に合わせた仕組みを導入しています。これは、保護者の皆様にも気持ちよくご利用いただくための環境整備である一方で、ICT化の一番のねらいは、教育・保育の質の向上です。ICTの力を借りて業務効率の向上(時短)を目指し、時間・お金・労力・気持ちなど、本来的にかけたい(かけるべき)部分にリソースを割くことで、よりよい園づくりが実現できるようチャレンジしています。また、日常から保護者の皆様とのコミュニケーションを大切にしています。子どものちょっとした変化や成長についても日常からお伝えさせていただくことを意識しています。また、保護者の皆様にとって何かご不安なことやご相談事項などがありましたら、ぜひ教職員にお声がけいただければと思います。教育活動には保護者の皆様との連携はとても大切です。ご家庭と園が子どもたちにとって日常になります。原町みなみ幼稚園は保護者の皆様との連携に力を入れ、子どもたちをともに育む共同体としてあり続けたいと考えています。
表現する力
子どもたちは将来、自立をしていきます。自立をしていく上で大切だと考えられる一つとして、自分を表現していくことが挙げられます。幼稚園ではたくさんの行事があり、子どもたちはその行事の中で自分を表現していきます。また日常の中でも製作活動などを通し、自由に想像しながら表現をする時間があります。お昼のお当番活動やお誕生日会では一人ひとり自分の組や名前などを自己紹介する機会もあります。クラスのお誕生日会では誕生日をむかえたお友だちにインタビューをする機会があります。質問したり、答えたりする時間は子どもたちが自分を表現していく上でも大切な時間です。表現をする場をたくさん経験することによって、自信が生まれ、自己表現ができるように育っていきます。
異年齢保育
原町みなみ幼稚園は大規模な園ではありません。子どもたち、保護者の皆様、そして教職員が家族のように過ごしている園です。そのようなあたたかな環境の中では、横の繋がりだけではなく、縦の繋がりも自然と生まれていきます。日常のふとしたときに異年齢でのかかわりがあることに気づきます。また、預かり保育は異年齢での保育を行っています。
異年齢での関わりは、低年齢のお子さんにとっては憧れをいだくことにも繋がります。子どもは憧れることによって、やってみたいという感情や挑戦する気持ちが生まれていきます。また、高年齢のお子さんは低年齢のお子さんとかかわることで協調する力や思いやりなどが育まれていきます。原町みなみ幼稚園では、そのような異年齢での関わりを大切にしています。
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